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御前崎港視察会

2025年の御前崎視察会

~御前崎港の魅力を情報発信~

御前崎港ポートセールス実行委員会では、御前崎港の一層の利用促進を図るため、今年で19回目となる「御前崎港視察会」を5月27日(火)に御前崎市の佐倉地区センター及び御前崎港で開催し、荷主・企業、船会社等の方々177名のご参加をいただきました。

参加者は、佐倉地区センターで受付を済ませた後、バス5台に分乗し西埠頭の「多目的国際ターミナル」に向かいました。

最初に、実行委員会副委員長である杉本牧之原市長から挨拶が行われました。

  • 杉本牧之原市長挨拶
  • 下村御前崎市長挨拶

引き続き説明が行われましたが、当日は、西埠頭10号岸壁(国際コンテナターミナル)に国際定期コンテナ航路のコンテナ船(CMA CGM「ASL FLORA」)が、また、西埠頭2号岸壁に自動車運搬船(KL「SERENITY H’WAY」)が入船し荷役作業を行っており、見学者は両船の荷役作業を目にする機会に恵まれました。
これらの船は、天候などにより入船予定が変動することも多く、同時に見学できる機会を得られたことは幸運でした。

説明は、実行委員会の構成員で御前崎港での荷役業務を担う業者のひとつである株式会社鈴与の柴田御前崎支店長から、ガントリークレーンなどによるコンテナの荷役作業や設備の概要、自動車運搬船への完成車の搬入の流れ、これらを管理するオペレーションや航路との関連などについて、実際の作業と整合を取りながら丁寧に行われました。

心配された天候も崩れることはなく、曇天ではあったものの途中からは富士山も顔を出す中、参加者からはガントリークレーンの設備や荷役のオペレーションに関する質疑なども出されました。
コンテナ船の実際の荷役作業を視察した参加者からは、「コンテナターミナルでの荷役を真近で見ることができ迫力があった」、「説明がわかりやすかった」といった感想が、また、自動車運搬船への搬入作業の現場では、「効率的でスピーディーな搬入に驚いた」、「運搬船のスケールに圧倒された」といった感想が聞かれました。

移動中の車内では、他の港湾関連施設や1月に商業運転を開始したバイオマス発電所に関する説明なども行われました。

コンテナターミナルでの視察が終了した後に佐倉地区センターに戻り昼食となりましたが、昼食会場では、参加企業の皆様が関係する海貨業者の方などと交流する姿が見られました。

コンテナ船の荷役状況
コンテナ船の荷役状況
コンテナ船の荷役状況
コンテナ船の荷役状況
自動車運搬船の荷役状況
自動車運搬船の荷役状況
自動車運搬船の荷役状況
自動車運搬船の荷役状況
説明する柴田支店長
説明する柴田支店長
車窓から臨むバイオマス発電所
車窓から臨むバイオマス発電所
昼食会場
昼食会場
  • コンテナ船の荷役状況
  • コンテナ船の荷役状況
  • 自動車運搬船の荷役状況
  • 自動車運搬船の荷役状況
  • 説明する柴田支店長
  • 車窓から臨むバイオマス発電所
  • 昼食会場

午後の説明会では、静岡県御前崎港管理事務所の栁原所長による挨拶と御前崎港の概要説明に続き、牧之原市経済産業部商工企業課の松浦課長による各種利用助成事業(インセンティブ制度)の説明、名古屋税関清水税関支署御前崎出張所の滝所長による通関業務の説明が行われました。

御前崎港の概要説明では、本年3月に地域高規格道路「金谷御前崎連絡道路」が国道1号バイパス菊川インターチェンジまで延伸・直結し港の利便性が大幅に高まったことや、同じく3月に「御前崎港港湾脱炭素化推進計画」が策定され、温室効果ガス排出削減に向けての数値目標や道筋が示され、環境に配慮した港湾としての取組を進めていることなども説明されました。

引き続いて、御前崎港で国際フィーダーサービスを展開するOOCL日本支社の植原静岡支店長によるプレゼンテーションも行われました。
これらを通じ、参加された方々に、御前崎港の利用の拡大に向けた働きかけが行われました。

栁原管理事務所長による挨拶
栁原管理事務所長による挨拶
栁原管理事務所長による港湾概要の説明
栁原管理事務所長による港湾概要の説明
松浦課長による利用助成事業の説明
松浦課長による利用助成事業の説明
滝税関出張所長による通関状況の説明
滝税関出張所長による通関状況の説明
OOCL植原支店長によるプレゼン
OOCL植原支店長によるプレゼン
会場風景
会場風景
会場風景
会場風景
  • 栁原管理事務所長による挨拶
  • 栁原管理事務所長による港湾概要の説明
  • 松浦課長による利用助成事業の説明
  • 滝税関出張所長による通関状況の説明
  • OOCL植原支店長によるプレゼン
  • 会場風景
  • 会場風景

御前崎港セミナー

2024年の御前崎港セミナー

令和6年11月22日に、浜松市内のホテルにおいて、御前崎港の利用促進のため、荷主・企業、船会社、物流関係者等の皆様をお招きし「御前崎港セミナー」を開催いたしました。

今年も、160名のご参加をいただきました。

このセミナーは2部で構成され、第1部は御前崎港に関する紹介や講演会をメインとしたセミナー、第2部は交流会となっています。

第1部では、下村勝御前崎市長(御前崎港ポートセールス実行委員会副委員長)の開会挨拶に続き、来賓として、中野祐介浜松市長、落合愼悟静岡県議会議長、西尾保之国土交通省中部地方整備局副局長、並びに、斉藤薫浜松商工会議所会頭からご挨拶をいただきました。

下村勝 御前崎市長 開会挨拶
下村勝 御前崎市長 開会挨拶
中野祐介 浜松市長 挨拶
中野祐介 浜松市長 挨拶
落合愼悟 静岡県議会議長 挨拶
落合愼悟 静岡県議会議長 挨拶
西尾保之 国土交通省中部地方整備局副局長 挨拶
西尾保之 国土交通省中部地方整備局副局長 挨拶
斉藤薫 浜松商工会議所会頭 挨拶
斉藤薫 浜松商工会議所会頭 挨拶
  • 下村勝 御前崎市長 開会挨拶
  • 中野祐介 浜松市長 挨拶
  • 落合愼悟 静岡県議会議長 挨拶
  • 西尾保之 国土交通省中部地方整備局副局長 挨拶
  • 斉藤薫 浜松商工会議所会頭 挨拶

その他、国の関係機関や御前崎港に寄港している船会社の代表など、来賓の皆様の紹介に続き、栁原一貴御前崎港管理事務所長が御前崎港の整備状況や利便性を紹介いたしました。

次に、髙野真吾御前崎市企業港湾室長(御前崎港振興会)から、御前崎港でコンテナ船やバルク貨物船を利用する際に荷主企業に活用いただける6種類のインセンティブ(助成)制度について説明し、利用を呼びかけました。

その後、東京財団政策研究所主席研究員で静岡県立大学グローバル地域センター特任教授の柯隆講師から「米中2025問題と日本企業のグローバル投資のあり方」という演題でご講演をいただきました。

栁原一貴 御前崎港管理事務所長 御前崎港説明
栁原一貴 御前崎港管理事務所長 御前崎港説明
髙野真吾 御前崎市企業港湾室長 インセンティブ説明
髙野真吾 御前崎市企業港湾室長 インセンティブ説明
柯隆 東京財団政策研究所主席研究員 静岡県立大学グローバル地域センター特任教授 講演
柯隆 東京財団政策研究所主席研究員 静岡県立大学グローバル地域センター特任教授 講演
セミナー会場の様子
セミナー会場の様子
  • 栁原一貴 御前崎港管理事務所長 御前崎港説明
  • 髙野真吾 御前崎市企業港湾室長 インセンティブ説明
  • 柯隆 東京財団政策研究所主席研究員 静岡県立大学グローバル地域センター特任教授 講演
  • セミナー会場の様子

第2部の交流会では、主催者を代表し、実行委員会委員長の鈴木康友静岡県知事が挨拶をいたしました。

続いて、実行委員会副委員長の杉本基久雄牧之原市長による乾杯の発声が行われ、参加された皆様には、それぞれ商談や情報交換など和やかな雰囲気の中で交流を深めていただきました。

盛況のうちに閉会の時間となり、森本哲生静岡県交通基盤部長より、参加された皆様に対し御前崎港への一層のご理解とご支援をお願いして閉会いたしました。

鈴木康友 静岡県知事 挨拶
鈴木康友 静岡県知事 挨拶
杉本基久雄 牧之原市長 乾杯の発声
杉本基久雄 牧之原市長 乾杯の発声
交流会の様子
交流会の様子
森本哲生 静岡県交通基盤部長 閉会挨拶
森本哲生 静岡県交通基盤部長 閉会挨拶
  • 鈴木康友 静岡県知事 挨拶
  • 杉本基久雄 牧之原市長 乾杯の発声
  • 交流会の様子
  • 森本哲生 静岡県交通基盤部長 閉会挨拶