主な事業Project
御前崎港視察会2019
2019年の御前崎視察会
~御前崎港の魅力を情報発信~
御前崎港の一層の利用促進を図るため、今年で、15回目となる「御前崎港視察会」を5月29日(水)に開催し、荷主・企業、船会社等の方々200名に参加いただきました。
当日は、午前中、港近くの御前崎市文化会館で、御前崎港の概況説明や船会社の方のプレゼンテーション、昼食をはさみ、午後は、コンテナターミナルで、荷役等の実演を行いました。心配した天候も回復し、また、ターミナルでの荷役作業の説明中に、タイミング良くコンテナ船が入港するなど、参加者の皆さんには、概ね、満足のいく視察会となりました。
午前の説明会では、冒頭、御前崎港ポートセールス実行委員会副会長の栁澤重夫御前崎市長の挨拶の後、鈴木御前崎港管理事務所長が、御前崎港の利用・整備状況などを説明しました。
御前崎港振興会の齋藤御前崎市企業港湾室長が、御前崎港を利用した場合に助成されるインセンティブの説明の後、小川清水税関支署御前崎出張所長に、御前崎港の最新の通関状況等を説明していただきました。
次に、コンテナ定期航路の3社(CMA CMG、MSC、OOCL)とRORO船を運航する商船三井フェリーの方々に、それぞれの会社や航路、或いは最新の取り組みなどについて、説明をしていただきました。
昼食の後、参加者は、バス6台に分乗し「多目的国際ターミナル」に移動しました。当日は、あいにく現場説明の時間にコンテナ船は、入港していなかったため、ターミナルでは、コンテナ荷役の実際を再現。トランスファークレーンでのコンテナの移動。トップリフターによるトラックへの積み込みなどの実演をしました。また、参加者は、普段、目にすることのない、コンテナの底部がどうなっているか、なども実見でき、1時間に及ぶ担当者の詳細な説明に熱心に聞き入っていました。
前夜の悪天も急速に回復し、駿河湾の先に富士山も顔を見せました。また、説明の終了間近に、コンテナ船が入港し、接岸の寸前まで、見ることができたことも、実際にコンテナ船が入港しているときの様子もわかり、参加した皆さんには、ご満足いただけたようでした。